【国会の仕組み②】国会って毎日してるの?〜国会とは?4種類あるの?気になる部分、ちゃらっとさらっとEasy解説!〜

ハローベイビー!
こんにちは杉森です!
さて、今回は、国会について見ていきましょう!
国会議員の仕事ってなんでしょうか?
それは、「国民を代表して、いろんな決め事をすること」ですよね!
その話し合いをする場所が、国会ですね!
だけどもこの「国会」、めっっっっちゃややこしいんです。
その部分を解説していきますね!
国会とは?
国会議員って一年中ずっと国会で会議してるの?
よく、テレビ中継やニュースで見る国会、これって一年中しているのでしょうか?
答えは、Noです。「会期」という決められた期間の間でしか、原則国会は開かれません。
その会期は、「通常国会(常会)」「臨時国会」「特別国会」「参議院の緊急集会」の4種類があります。
これを、国会の種類と言います!
そしてさらに、それぞれの会期の中に開かれる会議の種類も、大きく分けて「本会議」と「委員会」の2種類にわかれます。
※この本会議と委員会に関しては、次回の記事にはお話します!
ではまず、通常国会(常会)・臨時国会・特別国会・参議院の緊急集会の4つの国会の種類を見ていきましょう!
通常国会(常会)
これは、毎年必ず開かれる国会で、毎年ほとんど1月から開催されます。
会期は基本的に150日。しかし150日で足らなければ、延長があります。
通常国会でのメインテーマは、「翌年度の予算」を決めることです。
国の年度は、学校と同じように4月始まりなので、4月からの予算を、同じ年の1月からの通常国会できめるのですね!
もちろん、4月からの予算は、3月中に決めたいですよね。だけども、3月中に決めることが出来ずに、予算が確定しないまま4月になっちゃうこともあります。そんな時は、暫定予算という、一時的な予算を立て、その場をしのぎます。
でも、おかしくないですか?「なんで予算決める会議やのに不倫の話してんねん!」って思いませんか?これには理由があります。
それは、世間の注目度が高いからです。この予算を決める国会は、必ずと言っていいほど高確率でNHKの中継カメラが入ります。そこで、政治家たちもここぞとばかりに、テレビを使って世間にアピールしたいのです。ここで野党側が与党を叩くことにより、世間に与党の不信感を抱かせ、自らのアピールの場として利用する、立派な戦略なのです。
とゆうのが通常国会です!
臨時国会
臨時国会は、「通常国会では決められなかった事柄を決めるために開く国会」です。
通常国会は、毎年1月〜6月くらいに開かれているので、臨時国会はその後の8月9月くらいから開かれることが多いです。
もちろん、通常国会ですべての話し合いをが出来たのであれば、臨時国会が開かれません。
2015年は開かれませんでしかが、それまでは毎年、大体60日間くらいかけて開かれています。
衆議院、参議院ともに1/4以上が開催を要求しているのにそれを拒否するなんて、いいのでしょうか?
実はこの、「1/4以上の要求で開かないといけない」って憲法53条できまってるんですね。なので、拒否することは憲法違反ですよね?なのにどうやって拒否したんでしょうか?
実は、総理は、「開きたいのは山々やけどスケジュールの問題もあるんで・・・それに今10月後半でしょ?あと2ヶ月だけ待ってよ!年開けたら、いつもより早く通常国会開くから、ごめんやけどちょっと待って!」と言って開催を見送りました。
憲法って、こんなもんなんですね。
特別国会
これは主に、総理大臣を決める国会、とも言われています。
衆議院総選挙後の30日以内に開催され、たいてい1週間くらいで終わる、短い国会です。
参議院緊急集会
これは、衆議院議員が1人もいないときに、何か問題が起きたとき、参議院のみで開く会議です。
選挙でのメンバー入れ替は、参議院は3年ごとに半数ずつメンバーが変わりますが、衆議院は一気に全員変わります。(詳細はこちらの記事にて!)ですので、衆議院議員が0人になることがあるんですね。
そんなときに、大変な事件が起こったら開かれるのがこの参議院緊急会議!!!
とは言っても、この会議が開かれたことは、1952年に1日、1953年に3日間開かれたのみ。
まあ、ほんとによっぽどのことがない限り開かれないでしょう。
と、国会の種類は、以上4種類に分かれます!
とゆうことで、今回はここまでにします!
これから、ニュースなどで国会の映像が流れたら、「この国会の種類ってなんだろう?」って考えてみましょう!
それではまた別記事でお会いしましょう!チャオ!