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    選挙のシステムってややこしい!〜小選挙区?比例代表とは?気になるトコロ、ちゃらっとさらっとEasy解説!〜

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    ハローベイビー!
    こんにちは杉森です!
     
    今回は選挙制度のおはなし!
     
    大きい選挙の時って、テレビでも特番が組まれたりしますよね。
    そこで絶対きく言葉、「小選挙区」「比例代表」
    この違いってわかりますか?
     
    早速みていきましょう!スタート!

    選挙制度ってどうなってるの?

    「選挙区制」と「比例代表制」とは?

    現在の日本の国会議員を選ぶ選挙制度は、選挙区制と、比例代表制です。
     
    まずは「選挙区制」から見ていきましょう。この選挙区制にも「大選挙区」「中選挙区」「小選挙区」と3つの種類があります。
     

    大・中・小選挙区制とは?

    これは、「ひとつの選挙区から、何人選ばれるか」で大中小が決まります。
     
    大選挙区=2人以上
    小選挙区=1人
    中選挙区=約3〜5人
     
    って感じになっています。大と小はわかりやすいですね。
    けどなんなんでしょう中選挙区。約3〜5人って!中途半端!
     
    これは、日本の選挙制度の歴史を見てみるとわかりやすいです。
     
    現在は衆議院では小選挙区制をとっていますが、終戦後〜1993年までの約50年間は、主に中選挙区制でした。
    中選挙区制の特徴として、「様々な政党の候補者が当選しやすい」という点があります。
    例えば、5人当選の選挙区なら、自民党2人、民進党1人、公明等1人、共産党1人の計5人、のような形です。
     
    このメリットとしては、様々な意見を持った国会議員が選ばれるということです。
    しかし、デメリットとして、一つの選挙区内で、同じ政党から複数の立候補者がでてしまうことでした。
    同じ政党であれば、政策や公約は必然的に同じになります。しかし、候補者は差別化を図らないといけません。
    そうなってくると、お金の力に頼る候補者が増えてきて、これはよろしくない!ということで、中選挙区は1993年で廃止、そこからは小選挙区になりました。
     
    小選挙区は、一つの区域の候補者の中で、一番得票数の多い人一人だけが当選する、といったシンプルな制度です。

    比例代表ってどうゆうもの?

    小選挙区は、その人本人が選ばれるのに対し、比例代表はではまず政党が選ばれ、そこからその政党の代表として、候補者が当選、という形になります。
    すいません、ちょっとわかりにくいですね。実際の流れで見ていきましょう。
     
    まずは小選挙区。
    小選挙区の投票は、投票用紙に候補者の名前を書き、一番名前が多かったが当選しますね。
     
    一方の比例代表。この比例代表制がくせ者なんです。
    何故かというと、衆議院と参議院でちょっとシステムが変わってきます。
     
    まずは衆議院の比例代表制を見てみましょう!
     
    投票の仕方は、投票用紙に支持する政党名を書きます。候補者の名前ではなく、「自民党」や「民進党」と言った政党名です。
    そして、政党ごとの得票数に応じて、各政党に議席を配分します。
    例えば、100票の得票ごとに1議席、の様な感じですね。
     
    そしてその後、各党とも事前に用意した候補者に順番をつけた名簿(比例名簿)を元に、1番から順番に配分された議席数の人数が当選となります。
     
    この様に、得票数に応じて議席が配分され、予め用意した名簿順に当選者が決まるシステムを拘束名簿式比例代表制といいます。
     
    では次に、参議院の比例代表制のシステムを見ていきましょう。
     
    こちらは、投票用紙には政党名か候補者名を書きます。
    そして、「政党名」+「その政党に属する候補者名」の合計投票数がその政党の得票数となり、その数に応じて議席を配分します。
     
    その後は、衆議院の様に名簿の順番ではなく、「候補者名が書かれた投票数」順に、政党ごとの当選者が決まっていきます。
     
    この様に、得票数に応じて議席が配分され、名簿順ではなく個人名での得票数順に当選者が決まるシステムを非拘束名簿式比例代表制といいます。
     
    例えば、前回の2013年の参議院議員選挙を見てみましょう。
     
    参議院の合計議席数242人のうち、比例代表制の議席数は合計96名です。更に参議院は3年ごとに半数ずつ選挙を行うため、今回の参議院選挙では、96名の半数の48名が、比例区より当選することになります。
     
    2013年の選挙では、各政党の比例区での議席数内訳は、
     
    48議席のうち
    自民党:18議席
    民主党:7議席
    公明党:7議席
    維新の党:6議席
    共産党:5議席
    みんなの党:4議席(2014年に解散)
    社民党:1議席
    と、分け合いました。
     
    そこから政党ごとに、得票数が多い順に当選が確定していく、という流れですね。
     
     
    上記の様に、同じ比例区代表制でも、衆議院と参議院ではシステム上の違いがあるのですが、もうひとつ大きな違いがあります。
     
    それは、復活当選があるか無いか、という部分です。
     
    どの様なことかと言うと、衆議院の比例名簿には小選挙区で立候補した候補者の名前も載せることができるので、その回の小選挙区で負けた候補者も、その後の比例代表制で当選することができる、という点があります。
    これを、一度小選挙区で負けて落選したのに、比例代表制で復活すると言う所から、復活当選といいます。
     
    例えば、とある党にスーパー大物議員がいたとします。この人は金も権力もたくさん持っており、その政党では一番偉いといっても過言ではないような地位にいます。ただ、この人はスーパーウルトラ金に汚く腹黒く、国民の印象は最悪です。
    国民の印象が最悪でしたら、小選挙区では勝てません。得票率が30%対70%でライバル政党の候補者に惨敗したとしましょうか。
    しかし、その政党内では、一番の力を持っているので、比例名簿ではいつも一番目に名前が書かれます。
    一番目と言うことは、その政党が比例代表にて1個でも議席を獲得出来たのなら、選挙区でいくら惨敗してようとも比例代表にて復活当選できるのです。
     
    そう考えてみると、ちょっとセコくないですか?比例代表。
    小選挙区で負ける=国民はその人を国会議員にさせてたくないと言うことなのに、比例代表制にて復活当選する、と言うのはちょっと筋が通ってないですよね。
    よって、この点もしばしば問題としてニュースなどにも取り上げられるのです。
     
    ただ、この復活当選は衆議院のみで可能で、参議院では不可能です。
    なぜなら参議院では、選挙区と比例代表制の両方で出馬することは不可能だからです。
     
    と、まあこのような形で、「選挙区制」と「比例代表制」という2つのシステムの元、国会議員は選ばれる仕組みになっています。
     

    比例代表制は、小選挙区制の欠点をカバーしている

    ではなぜ2つのシステムを並行して採用しているのでしょうか。
    それは、小選挙区制には欠点があり、その欠点を比例代表制でカバーするため、です。
     
    その欠点とは、小選挙区制は死票が多く、大きな政党が有利になる、という点です。
    具体的に見ていきましょう。小選挙区は当選者は1人だけですね。
     
    例えば、ある選挙区で、A党、B党、C党から各一人づつ、計3人の候補者が出たとしましょう。
    その結果、A党の候補者=34%Bの党候補者=33%C党の候補者=33%得票し、その結果A党の候補者が当選しました。
     
    もちろん、Aが一番多く得票したのでAが当選するのですが、BとCは合わせて66%もの得票を得ました。
    言い方によっては、「34%の国民の声を取り、66%の国民の声を捨てた」ともいえるでしょう。
    そしてこの捨てられた票(当選しなかった人の票)を、死票(しひょう)といいます。
    また、中小規模の政党の候補者への票は死票になる可能性が高いので、小選挙区制は、中小政党には不利な制度となっています。
     
    一方、比例代表制は、小規模政党でも、ある程度の議席数は獲得できるシステムになっているので、
    中小政党に不利という小選挙区制の欠点をカバーしている、といえるでしょう。
     
    と、現在の日本の選挙制度は、このような形になっております。
     
    ただ、選挙について問題になっていることもありますよね。そう、「一票の格差」です。
    この格差問題に関しては、別の機会におはなししようと思います。
     
    それでは、本日はここまで!
     
    それではまた別記事でお会いしましょう!チャオ!


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