【イスラム教③】イスラム教ってこわい宗教なの?〜テロなどをよく起こす過激派って一体何者?〜

ハローベイベー!
こんにちは杉森です!
さて、皆さんは、「イスラム教=なんかこわい宗教」というイメージをお持ちでしょうか?
無意識のうちに、そういったイメージを持ってる方も多いと思います。
しかし、このようなイスラム教に対するネガティブなイメージを持つのは、
日本に住んでいる限り、至極当然なことなのです。
なぜ私たちはイスラム教がこわい宗教だとおもうのでしょうか?
今回は少しこのことについて考えてみましょう!
そもそもなぜイスラム教がこわい宗教と思ってしまうのか?
①「宗教=ちょっと怪しいもの」という、宗教自体に対してのネガティブな先入観が無意識のうちに植え付けられている。
基本的に多くの日本人は、無宗教だと言われています。したがって、日常生活の中で宗教と触れ合う機会は少ないでしょう。
そんな中で、宗教が身近に感じる時といえば、「強引に勧誘されるとき」や、「オウム真理教など、いわゆるカルト教団が事件を起こしたとき」など、ネガティブなシチュエーションが多いです。これにより、多くの方は「宗教=ちょっと怪しい」といった概念を無意識のうちに持ってしまいます。
②イスラム教に関して得る情報は、ニュースで流れるテロ事件の話題がほとんど
現在、日本には10万人のムスリム(イスラム教徒)がいると言われております。
人口に対するパーセンテージで表すと、約0.08%です。この数字だと、日常生活の中でムスリムと接する機会なんて、非常に低いですよね。
そうなると、イスラム教の話題となれば、テレビやネットのニュースくらいでしか聞けないですよね。
ここで、考えてみてください。ニュースで流れるようなことは、基本的には非日常な出来事ですよね。
しかし、イスラム教関連で我々が得る情報と言えば、テロのニュースなど、非日常な部分のみ。
ということは、我々からすると、その「非日常=イスラム教に対するイメージ」という概念を持ってしまうことは極めて自然なことです。
という、以上2点の理由より、日本人は、イスラム教=こわい宗教という概念を無意識に持ってしまう傾向があると言えるでしょう。
テロなどを起こす恐ろしいグループは、ごく一部の「過激派組織」
そもそも過激派組織って?
ニュースでもよく聞くこの過激派組織は、正式には「イスラム教原理主義過激派」といいます。
ISやターリバーン、アルカイダなどは有名ですね。ヒズボラ、ヌスラ戦線、ボゴハラム、ハマスなども、聞いたことがある方も多いんじゃないでしょうか。
まず、原理主義とは、「近代化もいいけど、初心を忘れず守るべきことは守ろうぜ!」という考え方です。イスラム教原理主義は基本的に、コーランをしっかり守ろうぜ!という考え方です。ですので、原理主義自体は、特に危ない集団というわけではありません。
そしてこの原理主義、大きく分けて2つに分けることができます。
過激派と穏便派です。
そう、危ないのは、その過激派の方です。彼らは、「初心(コーラン)を守るためには、人を殺してもオッケー!」と考えております。すごい考えですよね。
しかし、そんな彼らも、イスラム教徒全体でみると、ごくごく少数です。
したがって、恐るべき対象は、決して イスラム教ではありません。
イスラム教原理主義者でもありません。
イスラム教原理主義過激派なのです!!!!
私個人的にも、多くのムスリムの方と接してきました。
そして、全体でみると、非常に彼らはフレンドリーで、気遣いもできる方々でした。
逆に、フレンドリーすぎて若干うっとしいくらいでした。笑
それにも理由があります。
なぜ、ムスリムの人たちはホスピタリティー精神豊富な人が多いのか?
イスラム教で最も大切にしている5つの義務があり、それを五行といいます。
そのうちの1つ、ザカートという項目があるのですが、これは、「収入の一部を、困っている人に還元しよう!」というものです。
このアイデアより、イスラム教徒はホスピタリティー精神が強い、とも言われております。
ということで、イスラム教は、決してこわい宗教ではない。恐ろしいのは、イスラム教原理主義過激派だ!というのが今回のポイントです!
以上でございます!
それではまた別記事でお会いしましょう!チャオ!