• すべて
  • 政治
  • 経済
  • 国際
  • ビジネス
  • ライフスタイル
  • Suwila!!の本
  • Posts

    【ユダヤ教③】ユダヤ教徒とユダヤ人の違い 〜ユダヤ人ってお金持ち?〜

    イスラエルデモ

    ハローベイベー!
    杉森でございます!
     
    前回まで、ユダヤ教の概要と歴史を紹介致しました。
     
    ただ、ユダヤ教を理解する上で、ひとつだけ明確にしとかないといけない点があります。
    それが、「ユダヤ教徒」と「ユダヤ人」の違いです!
     
    それでは、早速見てみましょう!

    「ユダヤ教徒」と「ユダヤ人」の違い

    このふたつって、違うの?

    古代や中世の歴史を語る上では、ユダヤ人=ユダヤ教徒といっても、ほぼ間違いはないでしょう。
    しかし、現代社会を語る上では、ユダヤ人=ユダヤ教徒の式は成立しません。

    名称未設定-2-01

    それは、キリスト教徒のユダヤ人や、無宗教のユダヤ人などが存在するためです。

    じゃあ「ユダヤ人」ってだれを指すの?

    この、ユダヤ人の定義というのが、諸説あるのです。それがこの問題をややこしくしている原因のひとつです。
    ただ、多くの場合では、「ユダヤ人の母親から生まれた子は、ユダヤ人」と定義されます。
    これは、ユダヤ法(ユダヤ教の宗教ルール)からきているものです。
    その他、「母親だけでなく父親だけでもOK」と解釈している地域や団体もあります。
     
    そして、先にも言いましたように、ユダヤ人だけども、全員がユダヤ教を信仰しているわけではありません。
    ですので、「ユダヤ教徒ではないユダヤ人」もたくさんいます。

    また、「ユダヤ人」という言葉は、「日本人」などの国籍を表す言葉ではなく、民族性を表す言葉です。
    従って、他の民族がユダヤ人になる、ということは基本的にありえません。

    一方の「ユダヤ教徒」は?

    こちらは、文字通りユダヤ教を信仰する人のことです。
    ユダヤ教も、他宗教からの改宗を受け付けているので、これはだれにでもなれるチャンスはあります。
     
    しかし、実際にはユダヤ教徒に改宗するのは、非常にハードルが高いです。
    基本的に改宗はユダヤ教会にて行うのですが、教会によっては「何年間も教会に通わなければならない」や、
    「難解なテストに合格しなければならない」などの要項をクリアしないといけない、と言われています。
     
    この改宗への高いハードルがあるからこそ、ユダヤ教はキリスト教やイスラム教と比べ、世界に広がらなかった原因のひとつとなっています。

    キリスト教やイスラム教、仏教はユダヤ教に比べて改宗へのハードルは高くはないです。
    例えば、イスラム教への改宗の場合、2人以上のムスリム(イスラム教徒)の前で、イスラム教を信仰することを宣言すれば、イスラム教徒とみなされます。(もちろん、宗教的慣習は守ることは必須ですが。)

    ということで、現代の世の中を語る際には、「ユダヤ人」と「ユダヤ教徒」が、ごっちゃにならないように気をつけましょう!

    ユダヤ人って、お金持ちなの?

    bills-496229_640

    みなさんは、「ユダヤ人=お金持ち」というイメージをお持ちでしょうか?
    巷では、「金持ちのユダヤ人が世界を動かしているのだ!」や、「あの大事件は、ユダヤ人の陰謀だ!」なんてこともよく言われたりしますね。
     
    まあ実際に世界を動かしているのがユダヤ人かどうかはわからないですが、「世界を動かす力」を持っているのは確かじゃないでしょうか。
     
    実際に、ユダヤ人のお金持ちは非常に多いです。
     
    例えば、銀行などの金融業。まだまだ金融業が大きなビジネスではなかった頃、お金を扱う金融業は、あまり誇れる職業ではありませんでした。
    そこで、歴史の部分でお話し致しましたように、当時嫌われていたユダヤ人が、仕方なしにその仕事をしていました。
    そうこうしているうちに、金融業の市場が大きくなっていき、多くのユダヤ人が成功し、お金持ちになったわけです!
     
    また、ハリウッドをはじめとする映画産業も、今では煌びやかですが、かつて映画は低俗な娯楽とされていました。
    ここでもユダヤ人が映画市場を盛り上げたことによって、現代でも映画業界では非常に多くのユダヤ人が活躍しています。
    あの、スピルバーグ監督もユダヤ人!

    スピルバーグ

    このように、現代の社会(特にアメリカ)では、非常に多くのユダヤ人が活躍しており、多くのお金を動かしております。
    したがって、アメリカの政治家たちも、選挙に勝つためにはお金持ちが多いユダヤ人を無視することはできません。
    そこで、アメリカの政治家たちは、ユダヤ人の心のふるさとであるイスラエルを非常に大切にしております。
    と言うことは、イスラエルと仲が良くない国々とはあまり仲良くできないのです。
    これは、アメリカと仲が良い日本にも言えるんじゃないでしょうか。
     
    というくらい、宗教は国際情勢とズブズブの関係なのです!笑えないですね!
     
    ということで、全3回でお送りしましたユダヤ教シリーズ、今回で一旦完結といたします!
     
    以上でございます!
     
    それでは別記事でお会いしましょう!チャオ!


    Popular Posts!!